あなたが提供するモノは、、、
どんな経緯で生まれたのでしょうか?
誰のためになるのでしょうか?
心に引っ掛かりをつくる商品(もしくは体験)でしょうか?
そのモノの価値を受け止めてくれる人は、、、
どんな人でしょうか?
普段、どのようなことをしている人でしょうか?
どのようなタイミングで使用してくれるでしょうか?
相手を知らずに、サービスを提供している人は不幸である。
私はそう思います。
結節工房とは、その想いをカタチにするための方法を提供する場です。
■なぜか上手くいかない
・まだまだ事業を始めたばかりだから、今後は徐々に軌道に乗って、、、
・平日の昼間は客足が遠のいていて当然。もう少し時間が経てば、、、
・今週末には新聞折り込みにチラシが入るから、それまでは、、、、
そうやって言い訳して、根拠のない期待をしていませんか?
事業が上手くいっている人は、その事業が上手くいかない理由を常に研究しています。
実践―>分析―>調査―>改善―>実践―>分析―>調査―>、、、
これは、先行きの分からない暗闇に向けて、光を照らす作業に似ていると思います。
未来予測装置をまだ実現できていない人類は、たった一秒先の未来すら正確には分かりません。
ですが、何世紀にもわたって研究されてきた確率学・行動心理学・色彩学etcは近い未来を予測します。
ところであなたは、その暗闇を照らす作業をどのくらいやっていますか?
どのくらいの実践を繰り返し、予測を立てたのでしょうか?
改善・実践を繰り返し「だから、あのお客は来なくなったのかー。なら次は!」と、私と一緒にポジティブな挑戦をしてみませんか?
■幼稚園生に万年筆をセールスする人
簡単な思考実験をしたいと思います。
質問は2点。
1、あなたにとってのターゲットは誰なのでしょうか?
男性でしょうか?それとも女性?その人物の年齢は大学生ぐらい?それとも幼い子どもを持つ夫婦とか?和風食が好きな方でしょうか?イタリアに憧れている人?雨の日が好き?指が太いことを気にしている?
2、あなたが提供するモノはどんな場面に使われますか?
食卓に並ばれるのですか?居心地を良くさせるためのもの?壁に飾られるもの?大好きな彼女の誕生日に送られるプレゼントに最適?休日のラフな格好にワンポイント付け加えるもの?
「あなたが提供するモノを欲しがる人=あなたが商品を紹介するべき相手」です。
これを知らずして無闇に紹介しまくるなんて、なんて無駄打ち。
言い過ぎでしょうか?では謝りましょう。
どうも、すみませんでした!!
ですが、この設定付けは非常に重要です。
多くの失敗した人たちは、この設定付けを怠ったことが原因として、価値に似合うお客さんへ伝えられませんでした。
”ペルソナを作りましょう”と言われることがありますが、本当にその通りです。
例えば、Aという人物が”ヒールの高い靴”を売っているとします。
この商品の主ターゲットは20代~30代前半の女性になりますが、営業チラシを新聞広告だけ行っているとしたら、あなたはどう思うでしょうか?
私であれば、靴の趣向が合う女性向けのセレクトショップやネイルサロンを探し、チラシを置かせてもらえないかと、まず最初に交渉します。
さてもう一度、同じ質問をします。
1、あなたにとって、ターゲットは誰でしょうか?
2、あなたが提供するモノは、どんな場面に使われますか?
■あなたを支援する人の声を聞いていますか。
もう一つ、加えて思考実験をしてみましょう。
お客さん(=購入者)というのは、あなたにとっての「二人称」でしょうか?それとも「三人称」でしょうか?
正解は、両方です。どちらにもなります。
それは何故だと思いますか?
商品を提供する相手、としてだけあれば「二人称」です。
そして時間が経過し、「こんな風に使うと良かったです」「誰々に喜んでもらえました」「窓際に置くと色が映えてよかったです」
使用した感想や喜びの声をあなたに与えてくれる人は「三人称」にも位置するでしょう。
「三人称」としてのメッセージは、あなたの商品の価値を後押ししてくれる援護射撃であり、商品を保証してくれています。
メリットの大きな「三人称」としての立場からの声は、お金を払ってでも貰う価値があります。この点については是非に貪欲になってもらいたいです。
よく書籍の帯に「○○先生の推薦!」「100万冊突破」と書かれているだけで価値がありそうな感じがしませんか?この心理と一緒です。
■良いものなのに、なぜ売れない!
ズバリ言います。
A. あなたをまだ知らないから。
以上。
「えぇー!」と思いますか?真実です。
全ての行動には意味がありますから、突然お店に買う気満々にやってくるなんてありえません。
・たまたま通りかかったら看板が出ていたから。
・友達の○○に誘われたから見に来た。
・ネットでキーワード検索したらたまたま出てきたから。
・向かいのお店で用を任せていて、空き時間の暇つぶしになると思ったから。
多くの初見のお客さんにとって、来店する理由は案外そんな様なものでしょう。
「恐れながら、うちの商品は向こうとは違って、この点が、、、」と、あなたは反論したくなるかもしれません。その気持ちはわかります。
ですが、あなたはその良さを分かりやすく、お客さんに対して、適切な方法で、知らせていますか?
もし知らなければ、そのお客さんにとってあなたが提供する価値はいつまでも”0”のままです。
あなたの提供するモノを求めるターゲットは悠々と布団で寝ています。
「ここに良いものがあるぞ!」と呼びかけ、お客を起こす努力をしなければいけません。
■あなたに共感するお客さんを探そう!
あなたが作ったモノ、空間、提供できるサービス、、、etc
その価値に共感してくれる人を探しましょう。
小さなアイディアの芽でガラッと変わることもあるでしょう。少しずつでも実践していけば変わっていけます。
私からも役立つヒントや考え方を、「結節工房」を通して少しずつ書いていこうと思っています。
そして、もし私を気に入ってもらえたならば僕があなたのお手伝いをします。
■あなたの目の前には2つの分かれ道があります
1、「まぁ今のままでも十分や、、」という現状に満足した道。
2、「変化上等!変わりながら、今より良くしていこう」という変化を望む道。
あなたが変化を怖がらず「むしろ望むところだ!!」と言うのであれば、この先の記事に進んでください。
試してみるべきことがたくさん書かれているはずです。
そして、一つ一つを試行錯誤してみてください。
また、私自身の手で手伝う機会に恵まれた際には、あなたに精一杯の誠意を込めて力になります。
最後まで読んでくれたあなたに、心より感謝を。
あなたの進む先に、ペール色の明るい色彩であふれていますように。
結節工房 主催
■ 結節工房’s ミッション ■
1. 相対する相手を明確にし、提供するプロダクトの価値を最適化する。
2. 提供するプロダクトにより、一人でも多くの人に嬉しさを届ける。
3. 流れる価値を、もっと太く、もっと強くする。
※ ”プロダクト”は単なる製品だけでなく、顕在化が可能なモノ全般を指す。